
みなさま、大変お待たせしました。
2022年より活動を続けてきた《おどりば》ですが、この度、《おどりばスクール》を2025年5/27にopenすることとなりました。
場所探しは難航しましたが、良いご縁をいただいて、関市鍛冶町の《鍛冶町屋》をスクールの拠点とさせていただけることになりました。
OPEN説明見学会を5/10(土)〜11(日)に開催します!
関市でも不登校は増える一方
関市内には、およそ350人の不登校児童生徒がいます。
年間30日以上欠席したら「不登校」と定義されていますが、30日の欠席はないけれど、いきしぶりがあったり、教室には入れず相談室等になんとか通っていたりする子どもたちを含めたら、その数はいかほどになるでしょうか。
子どもたち(大人もですが)の多様性について、「みんな違って、みんないい」「世界には一つだけの花」などが取り上げられるようになって随分と経ちますが、その多様性を受け入れる居場所づくりに関しては、残念ながら、とても遅れていると言わざるを得ません。
学校(教育委員会)も、関市にはふれあい教室(不登校教室)だけでなく、L教室(校内フリースクール)などを設置し、出張L教室もはじまるようですし、岐阜県内には草潤中学校やオンリー1(学びの多様化学校)なども出来ました。
しかし、それだけでは、不登校児童生徒のすべてを受け入れ切ることはできません。
関市内のフリースクールは現在、「ライオン学園」と「TAO道」の2つ、周辺の美濃市や美濃加茂市には1つもないという状況です(私たちが把握していないフリースクールがあれば、ごめんなさい)。
誰かが動くのを待つのでは、子どもたちはどんどん成長してしまい、義務教育期間をすぎれば引きこもりとなるとケースも少なくないようです。痛ましいこどもの自殺という問題も潜んでいます。
そこで、私たち《おどりば》は、学校以外の学びの場、居場所の一つとしての《おどりばスクール》を創ることにしました。
フリースクールの運営は様々な苦労があり、立ち上げても続かないところも多くあります。
それでも頑張っているフリースクールが岐阜県内にはいくつもあり、今、みんなで連携しながら、一人でも多くの子どもたちの居場所となるように動き始めています。
私たちも関市を拠点とし、居場所、学びの場を運営すると同時に、豊かで幸せに暮らすための活動を展開したいと考えています。
どんな子(人)も、得意なことを活かして、苦手なことは補い合って、みんなが楽しく過ごすことのできるコミュニティを創ろうとしています。
「安心していられる場所」へ!
一番大切にしたいことは、「安心していられる場所」にするということです。
学校に行けず、また、行っていてもトラブルばかりだったり、一生懸命頑張って辛くなっている子(人)やご家族をたくさん見てきました。
受け入れてもらえること、理解してもらえることを体験して、このままの自分でいいのだと自分を受け入れることができるようになった子(人)は、元気になって自ずと学習(探究)を始めます。
私たちは、そのサポートをしていきます。
なにもかも手作り(鍛冶町屋の壁、まずペンキ塗りからはじめます)で、なにもない(協賛金お願いします)ところからのスタートですが、その想いに賛同してボランティアで関わると言ってくださる方が増えてきて、本当にありがたく思っています!
地域の方ともつながりたいと思っています。
子どもたちの「地域お手伝いし隊」を発足したい
《おどりばスクール》は、そんな想いでスタートします!
5/10(土)〜11(日)2日間、説明見学会を開催します。相談も大歓迎。
・説明会:10:00〜/13:00〜
・見学会:10:30〜/13:30〜
・相談会:11:00〜/14:00〜
お子様の居場所をお探しの方だけでなく、スタッフ、ボランティアをしたい方も、お気軽にお越しください。
ご都合の合う時間にぜひ! お待ちしています。
ご質問等ありましたら、公式LINEへメッセージください。